Blue Moonのブログ

日々の出来事や思う事、などを綴って行くブログです。
また、長年の母の介護での、実際に起こった問題なども、綴って行きます。

「夫」そして、同居はしたものの......

2007年に、マンションが完成し「入居」することになる。
私は母親が独居のため、入院となれば、入退院の付き添いやら、見舞いやら、病院からの呼び出しやら、母親の役所への、もろもろの手続きやらに追われる日々。
母親が独居の時には、介護ヘルパーも毎日は来れない(介護点数上)ので、娘の私が夕飯を作りに行ったり、作って持っていったりしないとならない。母親の様子も見に行かないとならないのだ。
母親の留守の間は、実家を長期空にしておけない(防犯上)ため、一日置きには様子を見に、実家にも行かないとならない。
その合間を縫って、自分の通院の日々だった。
母親の住まいでは、仲良くしてくれていた方々が心配し、私の事情もくんで下さり、私の代わりに様子を見て下さる方々も居た。本当にありがたかった。
2007年・2008年は、私は「毎週末婚」状態。


2009年から、母親は本格的な入退院が1年以上続き、手術ばかりの日々となった。
実家は「公営住宅」のため、娘と言えど、婚姻して別姓となった私が、実家に住む事が出来ないのだ。
正確に言えば「同居はできない」訳ではないのだ。
きちんと、役所への「同居の申請」をすれば「実子が独居の親のために介護をする」と言う事で許可は下りるのだ。
私の様に、住居は「石川県」実家は「横浜市」母親がひとりで「独居をし介護が必要」
となれば尚更。
石川県は冬になれば、車がすっぽり埋もれてしまうほどの「雪」が降る。
車も免許もない私では、とても、石川県に母親を呼び、介護をするなど無理だった。
私が母親の居る、横浜市に同居して介護をするしか方法はない。


だが、一番のネックは「役所」ではない。
実家の近所の人々の「えげつない監視の目」が日々続いた。
女自治会長が特に「えげつない」
この女自治会長になってから、はじめて「会長にも給料を」と、自治会長が「給料制」になったのだ。もちろん、その給料は、みんなから集める「自治会費」から払うのだ。
その「自治会費」へのシステムも「えげつないルール」を作った。
各等ごとに「班長」を作り、その班長が「自治会費」を集める。
期日に集める事ができないと「班長が自治会費を立て替える」事になったのだ。
要するに、自治会長には毎月「必ず給料は入る」システムとなる。
自治会費を時期つまで集まらないと立て替える様になる班長は、まるで「借金の取り立て」かのように、追いかけてくる。


私も母親が入退院し、世帯が違っても、私の携帯や別世帯の家にまで電話をしてきて
「お母さんの自治会費払って」と言われるのだ。
決して、払わないわけではない、期日まで間に合わなかっただけなのだ。
逆を言えば、公営住宅に入居してる本人の母親が、入院していて、自治会費も払いに出向けない場合、世帯の違う嫁に行った私が、いくら娘であっても、母親の自治会費まで払わないとならないのか??督促される必要性はあるのか??と思った。


そして、母が入院をすると、その班長やら、女自治会長やらが、いろいろ詮索してきた。
自治会費を払いに行くと「お母さん、何の病気なの?娘のあなたが自治会に出て、皆の前で、報告しなさい。」などと言って来る始末。そんな「義務」などは無い。
せめて、知らせるのは「自治会長」さえ事情を知っていれば良い事。
明らかに「その話題で、みんなで盛り上がりたい」ネタにしたいのだろう。
大体、若い夫婦など、隣の人の事など、気にしない。
中年以降で、子供にも手がかからなくなって、もてあましてる「おばちゃん達」が
隣近所のいろんな情報で、あれこれ言いたがるのだ。
たかが、公的住宅なのに、なんでそこまでしなきゃいけない??と私は思い、適当にあしらった。そんな事をしなきゃならないほど、母は隣近所に大切にされてはいない。
母や父が元気な時、いつも気にかけてくれた方もいる、そんな方々にはきちんと報告した。もちろん、父や母の見舞いや葬儀にも出席してくれた。今でも娘の私の事を気にかけてくれて、お付き合いがある方々もいる。感謝だと思った。


それも、これも、女自治会長の指図。
各棟の班長も、この女自治会長の「お気に入り」。
そして、自治会の役員も、この女自治会長の「息のかかった人」ばかりなのだ。
前自治会長の時「会計」を担当してた人が言っていた「裏帳簿があって、俺が関わってると思われるのは嫌だから、会計を辞めた」と。その方は大手企業で「会計監査」をしてた方なので、本当の事なのであろう。


そして、母の事、母の住宅の事でも、ゴタゴタしてるのに、入院先の病院やら介護事務所、訪問看護、介護スタッフなどなど、これもまた、いろんな事があった。
そんな合間を縫って、自分の通院。


2009年から夫との同居。
毎日毎日、夫との怒号が飛び交う「言い争い」な日々が続いた。
私にとってみたら、勝手に身分不相応なマンションを買い、住宅ローンも給料の半分を
勝手に組み、家の中の物も買えない状態だ。
しかも、愛人やらセフレやらを作り、二言目には「離婚してくれ」だ。
私も、いろいろな対応に限界だった。


友人も「よく傷害事件にならなかったね。ご主人にこれだけの事をされて、ご主人も
あんたに、刺されてもおかしくないよ。それでも、ご主人に非があるからね。」と
言われた事がある。
私も「よく、傷害事件や殺人事件にならなかったな」と思う。
きっと、隣近所の人には、この怒号の飛び交う声や、物が壊れる音は耳にしていたであろう。それでも、誰も何も言ってこないのは、やはり「ご近所付き合いが希薄」になってる
のであろう。10年経つ今でも、私はこのマンションの隣の方々の顔も知らない。


そして、こんなストレス満載な私には、ストレス発散の道が無かった。
唯一「買い物をする」事だけが、自分の気分を良くしてくれたのだった。


だが、お金にうるさい夫のことだ「家計のクレジットカードは使うな」と案の定言ってきた。
夫は家計のクレジットカードを使えば、すぐに、自分の携帯メールに「使用歴」として
送られてくる設定をした。
たとえば、食材の買い出しに行き、手元の現金が無い時、仕方なく、家計のクレジットカードで支払いをする、すると、夫にはそのカード会社から「利用歴」として、夫の携帯にメールで送られる、すると、夫から「今、クレジットカード使った?何に使った?クレジットカードを使う時には、事前に言ってくれ。それに、たとえ、食材を買うにしても、君には毎月、君の分の生活費を渡してるのだから、その範囲内でやってもらわないと困るんだよ」と、延々と言って来るのだ。
すると、最後には必ず「それが嫌なら、出来ないのなら、離婚してくれ」と。


私への生活費と言うが、毎月20万円も30万円も渡してくれるならまだしも、10万円
ぐらいしか渡してくれないのに、何が出来ると言うのだ???
何につけ「君に渡した生活費で」と言うが、「衣類・下着・化粧品・生理用品・バックや靴・たばこ代・食費・治療費・保険代......」等々、月々分散しても買える生活費ではない。
夫は以前、喫煙者だった、その頃は、タバコ代も、お互いに「家計から支払」していた。
だが、夫が禁煙者になってからは、私のタバコ代は、家計からではなく、私に渡す、私だけの生活費から出せと言うのだ。
腑に落ちないのが、夫が禁煙者になる時「禁煙ガム」を数年間も買っていた。
そのお金は、タバコ代より高い、そのお金は、家計から払っていたのだ。


結局、同居はしたものの、生活費は困窮し、私の通院費さえ、まともに払えないゆえ
体調が悪くなっても、通院さえ行けない経済的理由。
上物ばかりにお金をかけ、身分不相応な家具ばかりで、家の中の物も買えない。
家の物を買うのも、クレジットカードさえも、使わせてもらえない。
全てが「夫の了解なしでは買えない」のだ。
たとえ、キッチンで使う「お箸」さえもだ。


2010年・2011年と母親は、片足づつを切断する事となった。
「車椅子」での生活を余儀なくされた。水漏れでの「裁判」介護事故での「裁判」もあった。とにかく、目まぐるしい日々だった。
「在宅介護」で「車椅子での生活」の母親に、介護保険も障害者手帳も最初の入り口だけ。フタを開けてみると、どれも中途半端な「支援」でしかなかった。
母の介護をし、いろんな手続きをし、関わってみて、初めて、国の介護への政策に疑問を沢山持つようになった。
私も「限界」だった。
それでも、たったひとりの母親のために、私が動かないと、どうにもならないと、自分のココロにムチを打ちながら踏ん張った。
だが、夫は私にも「労う」言動もなく、母親にも「思いやり」の言動もなかった。
「金は出さないが、クチは出す」状態な夫だった。


2012年になり、母親が「特養」に入所することとなった。
当時の「ケアマネ」は「家の中でも車いすでの生活となり、これでは、介護保険も障害者支援でも、お母さんの支援は限界だから、特養に入所した方が良い」との事を言われた。
私からすれば、たんに「面倒な患者さんへの支援の方法を考えるのが面倒になった」と
言う事だと思った。
実際に特養に入所した方が、在宅介護より、もっと、複雑で本人も家族も大変だった。
2012年・2013年・2014年・2015年は、ほとんど、母の介護に追われた。
その間も、夫は「助ける」わけでもなく、「労う」わけでもなく、クチをあれこれ出し
仕事のストレスの発散を、私が居ない時に、母親に「当たる」始末だった。


2015年、長い長い介護の末に、母は永眠した。


2015年・2016年・2017年は、母の葬儀やら、納骨やら、一周忌、三回忌などに追われた。また、母が飼っていたネコを引き取ったが、21年間頑張り、永眠した。


結局、夫と同居はしたものの、身分不相応なマンションを夫は買い、住宅ローンもすべて夫が勝手に決め、家計も管理される生活。
妻の私をずっと、ほったらかし状態のまま。
妻の分として、毎月十万円の生活費を渡すだけ。
そこから、家賃・光熱費を除く、すべての物を賄えと言う。
なんの楽しみも希望もない苦しめられる生活だ。


今頃になって、今まで2社に住宅ローンを借りていたのを、一社に借り換えたそうだ。
これも、私には何の相談もなく、またも「事後報告」だけ。
それでも「退職金でも住宅ローンは完済できない」と言うが.......
さて、どーするんだろうね。
また「住宅ローンが完済できないのは、妻の君のせいだ」と言って来るんだろうな。
なんでもかんでも「妻のせい」にする夫。そーいうあなたには、一点の曇りもないのだろうか???そもそも時系列でみれば、おのずと誰が一番悪いのかが見えるはず。