Blue Moonのブログ

日々の出来事や思う事、などを綴って行くブログです。
また、長年の母の介護での、実際に起こった問題なども、綴って行きます。

50年来の友人の心無い言動②

先に書いた50年来の友人に「千鶴ちゃん」のほかにも「真理子ちゃん」がいる。
現在は、全く連絡を取っていないのだが、彼女も「人は利用するものだ」と思ってる。


彼女は「○価学会」の信者だった。
子供の頃に、両親は彼女を、おばあちゃんに預け、失踪した。
真理子は祖父母に育てられたのだった。
小さな工場を経営してた祖父母。
孫になる真理子を厳しく育てた。
この祖父母も「○価学会」の信者だった。
子供の頃には、その様子もなく、人に信心を強要することもなかった。


真理子は子供の頃から、いわゆる「いじめっ子」だった。
先に出てきた「千鶴」とも幼稚園から中学まで同じだった。
真理子は、幼稚園の頃、千鶴をいじめて、靴を川に捨てたりしたそうだ。
これは、千鶴から後々聞いたのだが、当時は、真理子が千鶴にそんな事をしてた事は
知らなかった。


この真理子、社交性があり、誰とでも仲良くできる子だった。
ある意味「お調子者」で、人を笑わせるのが大好きだった。


周りの大人たち、近所や同級生の親御さん、教師に至るまで、彼女の境遇を不憫に思い
真理子のいじめや、悪さは、許される事が多かった。
真理子自身も、とても頭がよく、そういった大人たちが自分の悪事を許すと知っていたのだった。


真理子の頭の良さは「悪事を働くときは、絶対にひとりでは行わない。共犯を見つけ
バレた時には、その共犯のせいにする」事が、幼稚園の時から上手かったのだ。
その「共犯」にさせられたのは、私もそのひとりだった。
幼稚園の時「送迎バス」に一緒に乗った時だった。
真理子は祖父母の居る家に帰りたがらなかった。
すると、自分の降りる停留所では降りずに、友達の家に行くために、友達の降りる停留所
で降りるのだ。だが、送迎バスには「先生」が同乗している、すると真理子は先生に
「おばあちゃんが、今日は病院に行くので、帰りは友達の家に行きなさいと言っていたから、ここで降ります」と平然と言うのだ。そして「ブルムンちゃんのお父さんお母さんも
今日は遅くなるので、一緒に降ります」と勝手に言うのだ。
当時の先生は、事情を知らないので「では、二人とも気を付けてね」と言って降ろすのだ。
そして、私の両親が、送迎バスから降りてこないのを知ると、先生が「真理子ちゃんと
一緒に降りましたよ」と言う、すぐに、両親はその友達の家に迎えに来るのだ。
私も真理子も、当然、叱られる。
すると真理子が「だって、ブルムンちゃんが、ここで降りようって言うから」と
全く逆な事を言うのだった。
孫が可愛い、真理子の祖父母は、真理子の言う事を信じる。
常に私は「悪者」になってしまうのだ。
私の両親も、真理子の口の上手さに騙されてしまう。
私の両親も私を「悪者」にしてしまうのだ。
どんなに説明をしても、私の両親は「たとえそうだとしても、おまえも悪い」となるのだ。今の親御さんからしたら、きっと考えられないであろう。
今の親御さんは、子供を叱らないし、仲良しが多い。たとえ自分の子供が悪い事をしても
「うちの子供が何か悪い事しましたか?」と平気で言う。
子供が他人の足を踏んでも、バスや電車で靴のまま、座席に上がっても、叱らない。
病院やスーパーで走り周って、他人にぶつかっても、謝らない。
それが、後々、良いか悪いかは別として「親に信用されてる」と言うだけでも子供にとってみたら、全然違うのだ。
当時の私は「なぜ?私は悪い事していないのに、親に信用してもらえないの?」と常に
「孤独」だった。
真理子は、親に限らず、先生にも、同じ様な事をしてきたのだ。
彼女にとってみたら、大人を味方につけるべく、手段だったのであろう。
これは、社会人になってからも、結婚してからも、変わらなかった。


真理子が結婚し、子供が生まれた時、自宅に遊びに行った事があった。
その時だった、真理子の「入信への強要」が始まったのだった。
私は友人がどんな宗教であっても、毛嫌いすることはない。個人の自由だからだ。
だが、この真理子の入信への強要の仕方が「えげつない」事。
当時、真理子の夫が不倫をしていた事がバレて、それ以来、真理子の信心の深さが
よみがえったのであろう。
まず、私に電話をしてきて「遊びにおいでよ」と誘うのだ。
そして、遊びに行くと、まず、芸能人の信心のビデオテープを見せられるのだ。
そこから、私の境遇の不運について「それは、宿命だから、でも、信心して宿命転換をすれば、あなたは幸せになれるんだから」と始まるのだった。
私は「興味ないんだ。触らぬ神に祟りなしだと思ってるから」と断ると、その日が終わるのだ。
だが、また、電話が掛かってきて「遊びにおいで」と誘われるのだ。
そして行くと、いきなり「ポンポーン」と、玄関の呼び鈴が鳴るのだ。
すると、真理子は、私に「ごめんね、今、近所の人が、おすそ分けで頂いたので、ちょっと上がってもらってお茶していい?」と言うのだった。
ところが、なんと、その人も「○価学会」の入信者で、いろいろ話しているうちに
真理子が「このブルムンちゃんは、とても、不運な境遇なんだよ」と、その近所の人に
勝手に話し始めてしまうのだった。
真理子は「ブルムンちゃん、この方には、話していいんだよ。相談に乗ってくれるから」と言うのだ。私は「相談って、悩みは無いから」と断ると、真理子は勝手に私の境遇を話し始めるのだ。
そして私が、入信する意思が無いと見ると、その近所の方は帰るのだった。


私が真理子に「信心に興味がないのに、強要するなら、もう、遊びには来ないよ」と言うと、今度は、手を替え、品を替えで、言って来るのだった。
ある日、真理子が、私の自宅に来たのだ「近所まで来たから、ちょっとお茶しようと思って」と。どうやら、真理子ひとりの様子だった。
近くのファミレスに行き、お茶をしながら、話していると、入ってきたお客さんに真理子が「あー!元気!?」と知り合いの様子。「こっちで一緒にお茶しようよー」と言う。
次から次へと、真理子の知り合いがお店に入って来る。そのたびに真理子は同席に誘うのだ。いつの間にか、私の周りには、ずらっと入信者で固められてるのだだった。
席も私が逃げられない様に、一番奥に行かされるのだ。
そして、案の定「このブルムンちゃんはね」と勝手に話し始めるのだ。
最後には「支部長」と言う、男性も同席し入信を薦めるのだった。
私は「うちの両親は先祖代々仏教ですから、両親はお墓のある仏教を大切にしてるし
他の宗教には大反対なので」と断ると「じゃあ、お父さん、お母さんが許してくれたら入信する?説得するよ?自信あるよ」と言い始めるのだ。
私は「いえ、私が強固に入信したいと言えば、そうなるかもしれませんが、私自身どんな宗教にも全く興味ありませんから」と強く言うと「なんで?幸せになりたいでしょ?」と
始まるのだった。真理子も「私はブルムンちゃんに幸せになって欲しいから薦めるの」と
言う。私は「私が幸せか、幸せじゃないかは、他人が決める事ではないし、大きなお世話」と言い、帰ろうとするが、全く席をどこうともしないのだ。
私は「そろそろ父親が帰って来る時間で、夕飯の買い出しに行かないとならないので帰ります」と言い、やっと解放されたのだった。


そして、一番参ったのが、次は「遊びにおいで」とか「近くを通ったからお茶」とか言わなくなったのだ。
何を言うかと言えば「お願いがあってね、うちの娘が学校で紙芝居をするのよ、その絵を
ブルムンちゃんに見て欲しいのよ。ブルムンちゃん絵を習っていたからさ、うちの娘は全く下手だからさ」と。私は「入信の話しをするなら、行かない。」と言うと「もうね、全く入信の話しは無いから大丈夫!うちの娘の紙芝居の練習に付き合って欲しいだけだから。夫が帰りは車で送るから。」と言うのだ。
だが、行ってみると、すでに数人の人が、真理子の家に来ていたのだった。
確かに、娘さんの紙芝居もあった。
だが、問題はその後だった。
真理子は、家に来ていた人達に、私を紹介し始めたのだ。そして、案の定「このブルムンちゃんはね」と、また、勝手に苦労したと言う話しをし始めるのだった。
私は真理子に「真理子、そういう話しはしないで。入信の話も今日は無いと言ったから私は娘さんの紙芝居の練習のためだけに来たんだから」と言ったのだった。
だが、真理子は「うん、でもね、やはり、ブルムンとは、長い付き合いだしね、幸せになって欲しいんだよ。」と毎回毎回同じ事を言う真理子。
すると、今度は、真理子の家に来てた人達が、アッと言う間に20名ほどとなっていて
私をグルッと囲んでいるのだ。
もちろん、出口を信者に居座わられて出れないようにされていたのだった。
その真理子の家に来てた人達が「なんで?なんで入信しないの?」と口ぐちに言うのだった。私は「なんで?と言われても、全く興味ないから」と言えば「幸せになりたくないの?」と口ぐちに言う。私は「今の私は別に不幸ではないから」と言うと驚いた事に
「今はそう思うかもしれないけど、あなたは不幸を背負ってる運命なのよ。また不幸が訪れるから、それは宿命転換をしないと逆らえないのよ。そのためには入信しないとダメなのよ。」と言われた時には、唖然とした。
とにかく、私は帰りたいと言うものの、出口を塞がれて、どうにも動けない。
やっとの思いで「トイレに行く」と言い(トイレが玄関の隣にあった)トイレから出ると
私は荷物を持って真理子に「もう、帰るからね。じゃあね」と言い、玄関を出たのだった。すぐに真理子は「夫が車で送るから」と言い、自宅まで車で送ってもらったのだった。ご主人も入信者なのだが、真理子の様に強要することはなく、車の中でも黙って自宅まで送ってくれたのだった。


あの手この手で入信を強要する真理子。
なぜ?と思ったのだが、どうやら「婦人部長」をしていたらしい。
そして、なぜ、そんなに入信を強要するのか?は、どうやら、娘と息子を「○価大学」に
入れたかったそうなのだ。その大学に入るためには、代々の信者で、支部長や婦人部長などをやり、入信者を数入れないと、大学合格の基準にならないそうなのだ。


これ以降、真理子とは距離を置いた。


私の人生の中で、この宗教の信者さんとは、看護学校時代に2人同級生に居たが、真理子と同じ言動をしてきた事がある。
私が看護学校を辞める事になったのも、この宗教を信仰してる、ある同級生が原因だった。
その子は「革命を起こす人は、みんな犠牲になってる。ブルムンさんも後々の人達のために、革命を起こし、犠牲になって」と言い、問題が起こったのだった。


「とにかく、一度でいいから、集会に来て」これが、取り囲まれる事になる。
他にも、いろんな宗教の人達が、入信を薦めるが、断固として拒否している。
なぜか、信者自身が「良い人」だとは限らないからだ。
「大山○ず」「○リスト」「○ルモン」「○価」いろんな宗教の信者さんたちが回りに居たが、どの人も「うちの宗教が神の一番上なのよ」これが、常に言って来るのだ。
私から言わせてもらうなら「神に上も下もない」「ご先祖様は実在したそのご先祖さまを祭るお寺で十分」「さわらぬ神にたたりなし」「信仰で末期の病気が完治するなら医者は
この世には要らない」「全世界の人々が、お金持ちになり、戦争にもならない」ではないのだろうかと思う。
だが「病気は人を選ばない」し「どんな人でも、いつかは死する」「信仰は自分自身の心で行うもの」だと思う。


真理子のこの一連の事、他の信者の言動で、私は逆に「不信感」を持った。