Blue Moonのブログ

日々の出来事や思う事、などを綴って行くブログです。
また、長年の母の介護での、実際に起こった問題なども、綴って行きます。

母親が夢に出てきた

母親が2015年に他界してから、今年は3回忌になる。
父親の時も、そうだったが、よく夢に出てきた。
夢の中では、今まで通り、健在だった時の様に会話をしてる。
だが、ふと夢の中で「あれ?父親は他界したんじゃ?」と不思議に思う。
いつも、そこで目が覚める。
母親の介護をするようになってからは、夢に「父親」は出てこなくなった。
そして、母親が他界してから、母親が夢に出てくる。
いつもの様に、夢の中で「あれ?」と思うと、目が覚める。


だが、今回の夢は違った。
夢の中で「母親はすでに他界してる」と分かってるのだ。
夢の中での母親は、健在の時のように、私に話しかける。
そして、私が母親に言ったのだ。
「母さん、あのね、母さんは私が看取ったの。もう、ここに居てはいけないのよ。
父さんと、お兄ちゃんの居る場所に、もう、戻らないとダメだよ」と。
優しく諭す様に。
夢の中の母親は、私の言葉に、しばらく沈黙したが、なぜか、泣きながら私に訴えてる。
丁度、現実に母親が「ろれつが回らない時」の口調で「なんで.......をしてくれなかったの?」と言う、その「何を」の所が、ハッキリ聞こえない。
夢の中の母親が、泣きながら訴えてるのだ、きっと、私に何かをしてほしかった事が
あったのであろう、私は「ごめんね、母さん、思う様にやってあげれなくって」と
母に夢の中で謝った。
そこで目が覚めたのだった。


もう、他界した母が夢に出てきても、何も怖くはなかった。
目が覚めて、母に申し訳けなかったと、思った。


仏前にお線香をあげ「ごめんね、母さん、私もずっと、持病を抱えながらの介護だったから、分かっていたけど、いっぱいいっぱいだったんだよ。」と詫びた。


母はまだ、自分が永眠した事を理解していないのだろうか?
母は、私に何かを伝えたかったのだろうか?


母が生前、言っていた言葉があった。
「お父さんがね、迎えに来てくれないのよ。お母さんがお父さんとお兄ちゃんの所に行ってしまったら、あんたがひとりぼっちになってしまうの可哀想だからね」と。
母は私の事が、まだ心配で、旅立てないのだろうか?
あれだけ、3歳で他界した、息子に会いたくてしかたがないと言っていたのに。


確かに、ずっと、私は「災難続き」なので、心配だったのだろうか?


父親が何度も夢に出てきたが、こんな言葉を父親には言ったことがなかった。
摩訶不思議な夢だった。