Blue Moonのブログ

日々の出来事や思う事、などを綴って行くブログです。
また、長年の母の介護での、実際に起こった問題なども、綴って行きます。

「猫」の命日

7月は21年間一緒にいた猫の命日だった。
その前は19年一緒にいた猫がいた。
私が小学生の頃から、ずっと飼ってきた、子猫や子犬たち。
猫の方が圧倒的に多かった。
なぜか、公園に遊びに行くと、子猫が段ボールに入れられて捨てられてる。
昔は多かった。
その子猫を拾っては、家に持ち帰り、両親に叱られてながらも飼ってきた。
でも野良猫は寿命が短い。
生きても数年、短いと拾った翌日に死んだりしてしまった。
昔は今の様に、動物病院も数は無いし、動物の医療保険もなかった。
動物病院に診せたくても、なかなかできなかった。
故に、寿命も短くなってしまった。


はじめて19年生きてくれた猫は、うれしかった。
その後に21年も生きてくれた。「長生きしてくれてありがとう」と感謝した。
今はペットには、いたせりつくせり。
葬儀もあるし、火葬場もある、お墓もある。
昔は無かったからね。
家の庭や、遊んだ場所の土に埋めたりした。


19年、21年、長いね。
たぶん、エサが良くなった事もある。
完全室内飼いになったのもある。
動物病院に診てもらうこともあったからと言うのもある。
動物病院は、かかると治療費やら手術代やら、本当に高かった。
トータルすると、新車買えるぐらいかかる。
棒物病院も、人間の病院と同じ、選ばないと大変。
良心的な獣医もいるけど、そうではない獣医もいる。
19年生きた猫も、ある獣医から「安楽死」をすすめられたことがあった。
子猫の時。
でも、他の獣医に診てもらったら「安楽死するような状態ではない」と言ってくれた。
それから、ずっと生きてくれた。
母が健在の時、その19年生きてくれた猫が、あまり長くなない事を獣医から言われた
時に「誰もいない時に死んじゃだめよ。お姉ちゃんがいる時じゃなきゃダメだよ。」
と猫によく言っていた。
それがあってか、その猫の最期の時は、たまたま、私の仕事が休みの日だった。
母や父とは「あの子は、お姉ちゃんがいる時に、ちゃんと旅立ったね」と言っていた。


その後、21年生きてくれた猫も、長い介護の末に、旅立ったが、父の最期も看取って
くれたし、母の最期も看取ってくれた、私が残り、寂しくないように、その後2年間も
頑張ってくれた。
最期の時も、私が帰宅した夜に、私に抱っこされながら旅立った。


21年生きてくれた猫が旅立って1年経ったが、早いね、一年って。
19年生きてくれた猫がたびだって25年くらい経つ。もう、25年も経つのか。
どちらも、迎えた時の事、しっかりと覚えてる。
やはり、居ないと寂しいね。
だって、まるで、子供が20歳になって、巣立って行くようなものだものね。


本当に、長生きしてくれて、ありがとうと言う感謝の気持ちしかない。
手乗りサイズの頃からの沢山の思い出をありがとう。