Blue Moonのブログ

日々の出来事や思う事、などを綴って行くブログです。
また、長年の母の介護での、実際に起こった問題なども、綴って行きます。

「夫」妻へ経済的拘束のため、勝手にマンション購入

2001年に入籍をし、2002年、2003年と、夫からの「暴言」に耐える日々が続いた。
だが、2004年、夫が今まで居た職場から、埼玉県に転職した。
相変わらず「離婚してくれ」の一点張りな夫。


ところが、2005年ごろから、急に夫は「同居」する事を言ってきた。
埼玉県で「単身赴任状態」な生活を送る夫には、長く「一人暮らし」をし
自炊もやってきたのだから「家事に困る」と言う事ではない。
「愛情が戻った」と言う事でもない。
夫の真意は分からなかった。

なにせ、前妻の時も「結婚式もせず、入籍だけで、一日も同居していない」事実も
あるのだ。それによって「離婚」となり、前妻は「重度のうつ病」となり「自殺」した
事実があるのだから。
夫にとったら、自分が不利になる事は分かってるはず。
もし、私が本気で夫への「復讐」をするのであれば、前妻と同じく「自殺」する事であろう。だが、前妻の死の知らせを聞いた時、夫は高イビキをかいて寝れるほどの図太い神経の持ち主だ、現妻の私がたとえ自殺したとしても、夫にとってみたら、また、高イビキで
寝れるのであろう。「むしろ、死んでくれてありがとう。お金が一円も妻にかからなくなり、俺は助かったよ」とでも言うであろう。


「不貞夫との同居について」も、弁護士に相談をした。
「慰謝料の額は、婚姻年数でカウントされます。
このまま別居状態であれば、慰謝料の額も少なくなってしまいますよ。
できれば、婚姻生活、同居生活を長く送ってからの方が奥さんにとっては得策です」
と言われた。


だが、父親を亡くし、母親だけを「独居」にしておくわけにはいかない。
母親と同居するのが一番ベストだが、言い争いをする姿を見せる事になれば
母親もストレスとなる。同居はせずも、近い場所に住むのが一番ベストなのだ。


だが、夫からの「夫婦同居」の話し合いも、夫は「埼玉県で」と譲らない。
会社の敷地内に「社宅」はあるが、かなり古く、交通の便も悪い。
これでは、石川県での生活と同じになる。
埼玉県での公団・賃貸などを探したが、どれも、夫には納得行かない。
ふと、夫が「分譲マンション」の展示を見に入った。
規模としては世帯数の多い、大きなマンションではあるが「通勤に不便」だと言う。
私は「母に何かがあった時、住まいは横浜にすぐに帰れる場所が良い」と言った。
「俺は運転手ではない」などと、また言う事を想定すれば、ひとりで電車で通える
範囲が良いと思った。
当時、埼玉県では「大宮」「浦和」などが、横浜への道も、買い物や仕事をする面でも
良いと思った。
だが、また、夫は「通勤が遠い」と言い出し、却下されたのだ。


そして、横浜でも、公団・賃貸などを探したが、夫は「うわの空」。
2005年はこんな調子で終わっただけだった。


2006年になり、夫がいきなり「横浜での分譲マンションを買う」と言い出した。
当時は40歳になる。
分譲マンションや戸建てを買うには、住宅ローンを払って行くには、遅い年齢だ。
よく「家賃や住宅ローンの支払いは、収入の1/4か1/3ではないと困窮する」と言われる
夫の収入を考えれば、月々はせめて「10万円」しか払えない。
その10万円で住宅ローンを組めば、何十年支払う事になるであろう。
65歳の定年まで25年間、住宅ローンの審査に通るかどうかも分からない。
私は「家(マンション)を買う事は猛反対」した。


横浜と言う場所がら、分譲マンションの価格も高い。
丁度、その時は「2007年以降は土地の値段も上がり、戸建やマンションは今が買い時」
と言われていた。
私たちには子供がいない。夫婦二人だけであれば「2LDK」もあれば十分だ。
だが、夫が急に「4LDK 100平米の新築分譲マンションを買う」と言い出した。
理由は「俺は故郷でも札幌で広い家で育ったから、アメリカでの生活でも広い住まいで
生活してたから、狭い家やマンションでは窮屈だから。」と言う夫。


「この年でマンションを買い、住宅ローンのお金はどうするの?」と、私が聞くと
夫は「俺の親父が亡くなって、財産分与でいくらか入った。そのお金の半分を頭金にして、残りを家電や家具を買う」と言うのだ。


私には夫の親の遺産は、全く関係ない。
だが、すでに40歳になり、今後、どんどん年老いて行く生活を考えると、そのお金は貯蓄しておかねば何かあった時には、一銭もないのだ。
だが夫は「俺の親父の遺産だ!君には関係ない!」と言い、勝手にマンションを決めたのだった。
私は「せめて、住宅ローンは、最低限の額にして!毎月、生活費に困窮するのは困るし
私には持病があり、通院し治療費もかかる、その治療費が出せなくなると困る。」
と言ったのだ。
夫は「分かった」と言ったのだった。


そして2006年、今の分譲マンションの「4LDK 100平米」を5000万近くで契約したのだった。完成は2007年となる。


私の頭の中では「どうせ、住宅ローンを組んでも、途中で支払えなくなり、売る事に
なるであろう。」と思っていた。


家計は夫が握っている。夫の年収も、妻の私には知られないようにしてるのだ。
今の職場に転職する前、給与明細を見たことがある。
その時の給与と同じぐらいであれば「住宅ローンを月々10万円」でも、生活は苦しくなるであろう。管理費や修繕費などが高額なのだ。


そして、2007年、マンションが完成し、夫は入居した。
私は「猛反対」と言う意思と、母の入退院などが重なり、母の住宅に同居していた。


そして、夫の入居してる新築の分譲マンションには「週末だけの通い婚」となった。
その時、ふと、机の上に「住宅ローン明細」を発見した。


ナント、住宅ローンは2社から借り入れ、収入の明細もあり「給料の半分を住宅ローンに組んでいた」のだった。月々10万円どころではない!
もちろん、私にはなんの相談もなくだ。


夫に問いただすと「俺は60歳になったら、仕事を辞めて、札幌に帰るんだ!そうなると
毎月の住宅ローンはこうなるんだ!」と逆キレをしたのだった。


もう、契約もし、住宅ローンの審査も通り、払い始めてしまったものを、どうすることも
できなかった。

妻の意見も聞かず、相談もせず、忠告も聞かず、勝手に買うマンションまで決め、住宅ローンまで夫がひとりで決め、妻には夫の給料もボーナスも知らされないまま、妻を生活費の困窮にさせることは、明らかに「妻への経済的いじめ」でしかない。


そんなに離婚をしたいのなら、潔く、マンションのローンも自分の親に頭を下げ、完済し、名義を妻名義にして譲り、給料もボーナスも退職金も公的年金も個人年金もすべて
半分妻に渡し「君を生活に困窮することはしない、これが慰謝料として精一杯出来る事だ。これで頼むから離婚してくれ。」と言うなら、離婚をしても良いのだ。
私は離婚に対して嫌だとは思っていない。
離婚が出来ないのは、すべて「経済的」な理由なだけなのだから。