Blue Moonのブログ

日々の出来事や思う事、などを綴って行くブログです。
また、長年の母の介護での、実際に起こった問題なども、綴って行きます。

「夫」嘘つき愛人とセフレ十数人

2001年、9月父親が他界し「通夜」「葬儀」「初七日」「49日法要」「納骨」
とやることは、目まぐるしくあった。
母親が「膠原病」と言う持病を抱えながら、父親の看病や十何時間もの大手術など
付き添っていたため、父親が他界したことで、母親まで倒れるのではないか?と
とても心配だった。
私は、しばらく、納骨まで、横浜の実家に居ようと思った。
父親の「通夜、葬儀、初七日」まで順調に事が運んだ。
あとは「49日法要」と「納骨」だけとなった。


そんなある日、私が「妊娠」してることが判明した。
運よく、横浜で「産婦人科」の定評のある病院で診察してもらうことができた。
だが「超音波」で、子供が見えない。一か月間、毎週末、診察に行ったが........
結果「流産」となってしまったのだ。


「父親の死」と「流産」私には「ダブルパンチ」となった。
だが、父親の死は、世の中「順番」であると、自分でも納得できた。
流産についても、「先天性な何かが原因での流産は多い」と医師からの説明に納得できた。
喘息持ちの私は、通常日帰りであるが、私の場合は、麻酔から喘息の発作を誘因する可能性もあるため、病院に入院し手術となり、翌日退院した。
夫が迎えにきて、実家に戻った。
とにかく「疲れた」の一言だった。
実家に戻り、夫と話しをして、ウトウトと寝てしまった。
「カチャカチャ」と言う事が、私の耳元で聞こえる。
ウトウトとしながら、「何の音だろう?」と思った。
あまりに、その音が続くので、薄目を開けてみてみると、夫が自分の携帯電話を
何か操作してる様子だった。


そして、夫がその操作を終えると、自分が寝る部屋に行ったのだ。
実家は狭いため、私は父親の遺骨のある部屋で寝ていた。
夫が寝る部屋にひとりで行ったあと、私はすっかり目が覚めてしまった。
ふと、テーブルを見ると、夫の携帯電話があった。
今まで、夫の携帯電話など、中を見たこともなかった。
なぜか、その日だけは、何の気なく、見てしまったのだ。
すると、携帯メールが沢山来ていた。
当時は「ジャンクメール」と言い、勧誘やら得たいの知れぬメールが沢山来ていた。
私は、そのジャンクメールを見ながら「あー、この多さならね、さっきはこれを消去して
いたのね」と思って見ていた。


だが、流してみてると、一件だけ「あれ?」と思うものがあったのだ。
件名に「今、空の上?」と。
そのメールが気になった。
中身を見てみると「今ごろは、空の上かな?また、夜チャットで会いたいな」と。
勧誘のメールには、あたかも友人のようなフリをしたジャンクメールも多い。
だが、ふと、その時間を見てみると、夫が石川県から、私の実家に来る飛行機に
乗ってる時間だったのだ。
「これは、ジャンクメールではない!」と思った。


夫が消去してたメールは、その女性からのメールだったのだ!
夫のクセは、メールアドレスを打たない、一件だけ相手から来たメールを残し、その人
への返信は、その残したメールから送るのだ。


だが、夫を起こして、問いただしても、夫の性格上、逆キレをする。
「このメールの女性はだれ?」と言うことより、「俺の携帯を黙って見た」ことに
キレるであろう。その夜は、どう夫に確かめるかを考えた。


そして、翌日、「ある男性から、私の携帯電話にかかってきた。妻があなたの旦那さんと
浮気をしてると、こちらは、証拠もある、どうするのか?ご主人の携帯電話から、妻の名前を言うから、掛けてみてくれ。と、電話の主はご主人からみたいだ。」と、
夫に問いただした。(相手の女性のご主人も疑っていて、妻を調べてると言う事にした。そうでもしないと、夫は焦らないからだ)
思った通り、夫は、焦った表情を浮かべていた。
夫の携帯電話から、メールの主に電話をしてみた。
やはり、相手は女性だった。「夫とはどういう関係ですか?」と話しをした。
相手の女性は「奥さん、すみません、もう、ご主人からメールが来ても返信しないし
電話が来ても受けません。もちろん、もう、会いません」と。
夫に問いたださなくても、相手の女性から、ペラペラと白状してきたのだった。


夫は「相手の女性は、名前も顔も知らない。PCのコミュニティで出会って、チャットを
してただけだ。」と言っていたが、相手の女性は、ハッキリと「もう、会いません」と。
逆を言えば「今までは会っていました。」と言ってることだ。
そして、私は夫に言った。
「どうするの?相手の女性のご主人は、あなたの今後の出方次第で訴えると言ってるけど?」と、言ってみた。
夫は「いや、俺が電話でちゃんと言う」と、私から相手の女性と会話してる携帯電話を取り「あー、嫁にバレちゃったから、もう、メールもしないから。」と言っていた。


そして、父親の納骨まで、少し日にちがあるので、一旦、夫と一緒に北陸に帰り、話し合うことにした。


夫の言い分はこうだ。
・「相手の女性とは、チャットとメールと電話で話しただけ。」
・「相手の女性は、女医で、君の流産のことを相談に乗ってもらっていた。」
・「俺は高尚な会話のできる女性が好きだ、だから、この女医の事が一番好きだった。」


そして、夫が急に私に言ってきた。
「本当に、彼女とは会っていないし、これから、君の目の前で、彼女とチャットで証明するから。」と。
すると、彼女とチャットを私の目の前でし始めた。
世間話しをして、私が見てると思っていない様子、夫が彼女にチャットでこう言った。
「そういうことだから、もう、メールしないから、俺のアドレスや電話番号も削除して。チャットのIDもね」と。
すると、彼女からこう返ってきた。
「え?全部消すの?」と。
そう!この言葉でピンと来た!
もし、チャットのIDがひとつなら「全部?」とは返してこない!
私はいい加減、怒り、夫に問いただした。
すると、ナント、私の目の前で彼女とチャットしてたのは、あらかじめ、彼女と相談して行ったことだったのだ!
要するに、裏でまだ繋がっていたのだった。
メルアドも、チャットのIDも、複数あり、わざと、このIDだけ消去するように見せかけたのだ。
この女性からの裏メールの内容をみると「奥さんにバレちゃったね、しばらくおとなしくしてよう。ほとぼりが冷めたら、またチャットしようね」と。


すると、夫は今度は「寝返った」のだ。
夫の複数あるチャットのID をすべて、私に教えて、今までの会話を見せてきた。
そのチャットを見ると、15名は登録してあった。すべて女性だ。
その中には、自分の顔写真を送ってきた女性も複数いる。
ナント、その女性たちとは、私の父親が他界し、夫が実家に来る途中で、会ってる人もいたのだ。
そして、私が流産し入院して病院から、夫が帰る病院の目のまえの公衆電話から、電話をしていたのだった。


夫はいろいろと白状してきた。
・「相手の女性は京都、俺は石川県で、お互いに中間距離で会うために、時刻表を
  見ながら、電話で、会ったらどんなセックスをするかを話しただけだ。」
・「以前に、彼女が東京に出張で行った時、俺も東京に行った、その時、君が羽田空港
  に迎えに来たとき、彼女は君の事、一発で分かったと言って会わずに帰って
  行ったよ。」
・「俺は相手の女性には、既婚者しか選ばない。既婚者ならお互いにバレないように、
  口が堅いからだ。実際にセフレとは何回か何人かと会ったが、お茶しただけだ。」


羽田空港には何百人もの人がいる、出口にもいろんな人が待ってる。私の顔も知らずに
分かるはずがない。夫が私と愛人が鉢合わせしないように、事前に顔写真を送っていたとしか考えられない。もちろん、私はその愛人の顔も知らない、名前も、素性もだ。


それに、男女間で「会ったらどんなセックスをするか」などと、話しをしながら中間点で会うために、時刻表を見ながら電話で話し、会わないはずがない。


もし、私なら、相手の男性の事が好きで、家庭持ちであっても、そこまで話しをするなら、相手の奥さんにバレることを覚悟し、慰謝料請求されても覚悟の上でやるだろう。
しかも、相手の家庭も、壊れる覚悟、自分の家庭も、壊れる覚悟で。
もし、相手の男性に好意がなければ、受け流し、相手の男性が本気にならぬように、適当に話を合わして、実際に会うなどと言う話しはしないであろう。


夫は寝返った事で「この女性、本当に女医なのかな?」と言い出した。
そして、私の目の前で、探偵に依頼し、素行調査をしたのだ。
そして、夫は自分の職業柄、いろんなデーターを入手できる。
もちろん、その費用は会社持ちだ。
そのデーターを買い、この女性の素行を調べ挙げたのだった。
その後、探偵からの回答も来た。夫の調べた結果と同じだった。
相手の女性は、和歌山県に住み、看護師、夫は会社を経営、高校生の子供もいる。
住所も電話番号も判明した。
だが、これも、私からすると「うさんくさい」のである。


そして、夫が今度は私を脅してきた。
「この彼女からメールが来て、もう、このことは、旦那に全部話ししたので、奥さんから何を言われても、私を信じると言ってくれたから、と言ってるから、法的に君が何かしても、もう、意味はない。俺は、君の性格上、バレた時のために、君の本名と実家の住所とか、ここの住所なども、彼女に言ってある。君が彼女に何かしたら、これを持って警察に行くように言っておいたから。」と。


夫は自分が妻を2度も裏切り、そのうえ、相手の女性に妻を売るなどと、言う事をしたのだ。しかも、妻が父の他界、流産と言う、過酷な状況である時に。
セフレたちにも、何度か、何人かと実際に会ってるのだ。


それからは、今度は夫からの「言葉のDV」が毎日のように続いたのだった。