Blue Moonのブログ

日々の出来事や思う事、などを綴って行くブログです。
また、長年の母の介護での、実際に起こった問題なども、綴って行きます。

譲渡主と里親希望の温度差

私は今まで、保護子猫や子犬を偶然にも道端で出会い、そのまま育て、看取ってきた。
今回「里親募集」と言うのを利用したのは、生まれて初めてだった。
もちろん「譲渡会」と言うのに参加したのも、生まれてはじめて。
こんなにも、譲渡主が里親希望への「譲渡条件」「応募条件」が厳しい過ぎると思いもしなかった。


本来、里親を募集するのって「殺処分にさせたくないから、誰か引き取って飼ってくれませんか?」と言うのが、譲渡主さんの仕事なのではないかと思う。
里親希望の人が「ネコや犬を飼いたいから、こういう子を誰か探してくれませんか?」と
言うものではなく、そうした場合のみ、譲渡主さんが希望の子を見つけて保護した場合のみ、その子を保護した実費を里親に請求できるのだと思う。


私から言わせてもらえば「勝手に犬や猫を保護しておいて、その子ではなく、今まで保護し、里親がみつからない子の分までの、エサ代やワクチン代検査代や、病気の子の治療代・シート代・砂代まで、里親に請求するのは、意味が違うと思う。


よく譲渡主さんが「保護した子には、お金がかかり、持ち出しで自腹切るのは本当に大変なんです」と言う。
「だったら、経済的に自分で保護した子に、お金をかけれないなら、保護するの止めたら?」と言いたくなる。
そういう譲渡主さんが、自分で保護し、自腹を切っても、その保護した子たちを守ってあげたいと思うから、頑張ってます、でも、その代金は里親さんからは頂きません。
と言う譲渡主さんに、里親希望の人達が「自腹切っての保護は大変だろうから」と
エサやシートなどを寄付したり、多少の協力金を渡したり、するものなのだと思う。


ある里親募集のサイトで、譲渡主さんが応募条件に「譲渡してから、3年以内に
死亡した場合、獣医師から死亡診断書を書いてもらい、譲渡主に提出すること」
と言うのがあった。
里親が子猫を譲渡主から譲り受けて、里親がペット保険に加入し、もし、子猫が
死亡した時に、獣医から死亡診断書を貰い、ペット保険に提出するなら分かる。
でも、なぜ?譲渡主に里親に譲渡した子猫の死亡診断書がいるの??と思った。


酷い、譲渡主だと「譲渡条件・応募資格」に「本当に持家なのか、土地の登記簿を
譲渡主に見せろ」と書いてあるらしい。


私が見た「譲渡条件」「里親応募資格」には「持家、分譲マンションの場合、間取りを見せろ」「譲渡主が里親希望の家に行き、犬や猫が住みやすいように、必要な物をアドバイスするのでそれに従える方」と言うのがあった。
そこまでやる必要があるのか?と思った。


「譲渡主への厳しすぎる条件への不満」なサイトでの投稿には、ありとあらゆる経験談が書かれていた。
それを始めて読んでみて、私の考えと同じ事を思ってる里親希望の人達がこんなにいるのか。と思った。
「やはり、私が譲渡主さんの里親への譲渡条件や応募資格が厳しすぎると思っていたことは、間違いではなかったのだ」と思った。


その事を、里親募集サイトの日記に書いたのだ。
すると、引っ切り無しに、コメントが書かれてきた。
ほとんどが「譲渡主」からの私への心無い言葉、譲渡主へのフォローだけ。
「里親への譲渡条件が厳しいのは当然」と言う内容ばかり。


コメントへの返事を書く事に、疲れた私は「もう、里親を断念して、ペットショップかブリーダーから、子猫か子犬を買った方が、精神的に楽だ」と書いた。
すると、コメントは更に悪化。
挙句の果てには「たった数回譲渡を断られたくらいで、ペットショップだのと言うような人には、譲渡主さんも里親として渡さないかも」とか、
「もう、そういう話題には、コメントはつかないよ」とか
いろいろ批判を書かれてしまった。


自分の日記なのだから、自分の感じた事や考えを書いても良いはず。
別にコメントなど、期待していない。
逆に批判するより
「今回は、ご縁が無かったようだけど、次回また頑張ってね」とか
「まだ、大丈夫ですよ、諦めず頑張ろうね」とか
里親になる私をフォローするコメントなどひとつもなかった。