Blue Moonのブログ

日々の出来事や思う事、などを綴って行くブログです。
また、長年の母の介護での、実際に起こった問題なども、綴って行きます。

「母」療養型の病院から拒否

母が、入院するたびに、病院の医師から「療養型の病院に入院した方が良い」と
薦められる。
私自身も、自分でネットで、療養型の病院を何十件も探し、一軒一軒、電話をして聞いた。これは、母が右足を切断した当初から、病院から言われた事だった。

今は医療制度で「ふつうの病院でも入院は、3か月以内で退院を。」となってるそうだ。
それ以上、入院が必要と医師が判断した場合に「療養型の病院」があるそうだ。
療養型の病院であれば、医療行為もでき、入院日数も限度がないからだそうだ。


だが、どの、療養型の病院も、母の様な「持病が厄介」「両足の切断経過が不安定」
「人口肛門である」と言うと、入院に難色を示す。
しかも、手のかかる患者さんには、特に「入院費」が月々、30万円はかかるのだ。
母の様に、父の遺族年金を合わせても、2か月で15万円を満たない「低所得者年金者」
には、療養型の病院でも入院ができないのだった。

初めて、療養型の病院を、病院から薦められた時、病院には「相談室」があり、そこで
専門の事務員さんが、母の状態と、提携してる療養型の病院を何件か探し、そこに
面接に行くのだった。


当初は「鎌倉市」にある、療養型の病院だった。
病院からは、海が見えて、住宅街にあり、少し行くと、観光地やスーパー、コンビニ
などある場所であった。
ただ、車で行かないと、不便な場所であり、私は車の運転もできないので、電車や
バスを何回も乗り継がないと、行かれない場所だった。


料金は、やはり、最低でも月に18万円~20万円はかかるとの事だった。


「交通の不便さ」「月々の料金が高い」事から、断念せざる終えなかった。


それ以来、母の右足を医者の過診で、切断するはめになった病院からは「うちの病院の
特養に入所しないさい。」と、しつこく言われたのだった。


2014年、この時も、「療養型の病院をご家族が捜して、入院しなさい。」と言われ
私は、ネットで探し、一軒、一軒、電話で聞いたのだが、返事は同じ
「高カロリーの輸液を使う事が当院ではできない。自費になる。」
「人口肛門のある患者さんは、当院では入院できない。」
「両足を切断したとのことで、その切断面の経過が不安定では、当院では受け入れなれない」
と断られたのだった。


あとは、病院によって「料金」は違った。
でも、やはり、最低でも「月々15万円~30万円」だった。
母の年金では、「月々8万円」しか出せない。
我が家では、残りの「月々7万円」は、とても出せないのだった。
それだけではなく、月々、雑費や交通費を考えると「月々10万円」はかかるのだ。


この時の病院は「公立病院」で、きちんと「地域連携室」があったのに、何もしては
くれなかった。本来であれな、このような時は「地域連携室」が、きちんと対応するべきなのだ。


2015年、この時も、同じ病院「公立病院」だったが、前回の事もあった。
この時は、担当医師から「お母さんの経済状況は知らないが、低料金でも受け入れて
くれて、高カロリー輸液の点滴もやってくれる、人口肛門でも受け入れてくれる
新しくできた、療養型の病院なので、一度見学だけでも行ってきたらいかがですか?」
と言われた。
場所も近くで良いと思った。


早々に、夫と二人で、その療養型の病院を「見学」しに行った。
入院担当の事務の方、2名同行で院内を見学し、最後に話しをする事となった。
ところが、信じられない言葉を言われたのだった。
「当院に入院する際、どんな状況であっても、治療はしません。延命もしません。
お母さんを看取る覚悟できますか?」と。


夫は「できます!」と即答した。
私にとっては、母親なのだ。「できます」とは即答できなかった。
すると、入院担当者から「ご夫婦で意見が違う様ですので、よく話し合ってから、また
結果を電話で後日、連絡してください。」と言われたのだった。


ところが、なんと、入院先の病院の担当医に、この療養型の病院から、すぐ連絡が
入ったそうだ。
「この方の娘さんご夫婦の、延命しないと言う返答に、即答で同意しなかった事
未来永劫、この方を、当院に入院する事を拒否します。」と言われたそうだ。


そして、すぐに、担当医から、夫に連絡が入り「療養型の病院から受け入れ拒否の
連絡が入ったので、すぐに、お二人で病院まで来て下さい。」と言われたのだった。


そして、この時、信じられない担当医からの「暴言」が待っていたのだった。