母の「脱腸」の手術も無事に終わり、退院した。
だが、すぐに「まだ、下腹部が痛いのよね.....」と言う。
外科医へ経過を見せに診察する。
私は今回、自分の通院の日なので同行しなかった。
外科医は「盲腸も手術で取って、術後も良好だから、それでも痛いと言うなら、それは
整形外科だから、カルテを回すから、診てもらって。」と相変わらず、横柄で冷たい態度だったそうだ。
整形外科での診察のため、また、何時間も待ったらしい。
やっと呼ばれたかと思うと、今度は、レントゲンにCTに、また血液検査に。
母の下腹部の痛みの原因は「恥骨、坐骨骨折」だと言われたそうだ。
整形外科医は整形外科の中でも、ベテラン医師。
整形外科医は母に「部位的に、骨折しても、何もできない。自然に付くのを待つしかない。痛み止めの飲み薬と、塗り薬を処方するから。」と言われたらしい。
次回の診察の予約をして帰宅。
そして、次の診察時。私は同行した。
整形外科の主治医の呼ばれる。
「お母さん、恥骨を坐骨を骨折してるんだけど、転んだ?」と聞かれた。
私は「いえ、母から転んだと言う話しも聞いていないし、転んだ所を見てないです。」
と答えた。
主治医は「そっか、骨折部位的に、転んだとか、強打したとかじゃないとありえないんだよね。」と言う。
主治医は「骨折部位には、何もできないので、自然に付くのを待つしかないんだ。
時間はかかるけど、あとは、痛みとの闘いになる。」と。
そして、また、痛み止めの飲み薬と、塗り薬を処方されて帰宅した。
母は「痛い」と言っていた。
母が転んだりすれば、私に言うはずだ。
高齢者でもあるため「骨密度」も弱く、転べばすぐに骨折につながる。
でも、部位的に何もできないのであれば、時間を待つしかない。
母には「歩く時には、気を付けて、無理して走ったらダメだよ」と言っておいた。
やっと「脱腸」も手術で良くなったのに、今度は「恥骨・坐骨」の骨折とは。
そして、次は.......整形外科の先生までも「厄払いに行った方がいいよ。冗談抜きで」と
真剣に言われてしまう事が起きたのだった。